私は、新人デザイナーさんがRakuten Fashion Week TOKYO (東京コレクション)でランウェイショーを行うブランドのディレクターを行っている為、
ランウェイショーのキャスティングも多数行っています。オーディションの際、モデルさんの合否を判断するポイントも分かります。
不合格となるモデルさんは、自分の世界観を分かっておらず、まだ自分の個性を表現出来ていない人が多いです。パッとしないコンポジットは、まずアウトです。
「いかに素敵な作品で印象に残るコンポジットか」がポイントです。コンポジットでオーデションの合否が変わるため、最も重要です。
今までの面談の際に持ってきてもらった彼らのコンポジットを見てみると、ポージングや表情も分からないまま、一人20分程度のグループ撮影をしてきた人が多いです。
私の撮影は新人同士のグループ撮影は行いません。私のお仕事としてのルックブック撮影では、私がディレクターとして、モデルキャスティング、ヘアメイクイメージ、ロケーション、
スタイリストさんと一緒にスタイリングも考え、ブランドさんから、「全て私にお任せスタイル」の撮影をしています。
それと同様のスタイルで「モデルシューティング・レッスン」の撮影を有料で行います。
先は、ファッションモデルとして売れるように、ヘアメイクさんのサロンに一緒に行き、ヘアスタイルチェンジを行います。
その後、スタジオで、イメージを変えての3ルック(初回)5~6時間の本格的な専属の撮影です。事前にその子に合った、ヘアスタイル、メイクをプロのヘアメイクさんと相談し、
私のディレクションの下、しっかりイメージを決めてから撮影します。ファッションモデルのコンポジットには、ファッション性の高い衣装での撮影が重要です。
女性モデルの場合は、私がその子に合う衣装を用意してスタイリングしますのでご安心ください。男性モデルは私の用意した衣装と、ご自身の私服をアレンジして撮影します。
皆さんは、作品が少ないので、なるべく作品を増やせる様に、イメージの異なる3ルック(初回)を撮影します。納得のいく作品が撮れるように、丁寧に指導しながら、撮影をします。
ポートレート撮影しか行ったことのないモデルさんは、ファッションのルックブックのお仕事は絶対にできません。ルックブック撮影とポートレート撮影は全く異なります。
この違いも分かっていないモデルさんが多いです。まずはルックブック撮影とポートレート撮影の違いを説明します。
ルックブック撮影で、どのようなポージングや表情がクライアントに求められるのか、お仕事の際に困らないように、「この服の場合はこう」など優しくレッスンしながらの撮影です。
一度撮影を行えば、その子に合う表情や、ポージングなど、経験上すぐに分かります。私の撮影は、「撮影して、データ納品で終了」ではありません。撮影後にレクチャーがあります。
良かった点を、次回の撮影でブラッシュアップできるように、表情やポージングについてレクチャーし、その子その子の世界観を見出します。つまりモデルのブランディングを行います。
自分がブランディングできていない人は良い作品は創れないのです。
数回の撮影とレッスンをして、素質のある子はMODA MODELSに所属し、モデルとして活動できるようになります。

最低2回の撮影で、コンポジットは完成させることができます。その後ブック作りです。どの写真をどのように入れるのか、きちっとした色校の写真を私が印刷し、
相談しながら一緒に作ります。どのブックが良いのか、サイズや仕様など分からないで購入すると無駄になりますので、私がお勧めのものを教えます。
また、ランウェイショーに出るには、オプションでウォーキングのレッスンも行います。
ウォーキングレッスンに半年も通うモデルさんもいますが、お金の無駄です。私の場合、集中的に行うので、通常数時間で習得できます。

面談をご希望の方は、ウェブサイトの内容を全て読んでから、CONTACTページのLINE ACOUNTからご連絡ください。